理想のおばあちゃん

寿命だけは、だれにも分からない。
でも、それはおいといて、
「どんな老人になりたいか?」って、
誰でも一度は考えるのではないでしょうか?

女の人はよく、「かわいいおばあちゃんになりたい。」と言いますね。
周りも、それを望むことが多いかもね。
いつもニコニコして、人に優しく、穏やかで・・・・・
何かしてもらったら素直に感謝する、文句なんて言わないおばあちゃん。

私にゃ無理かも(笑)


思い出すに、
私の祖母が、母方・父方ともに、結構ピリッとした人達でした。

母方の祖母は、警察官の妻として人生を送りました。
夫の仕事柄、数えきれない転居を繰り返しつつ、
なさぬ仲の子まで、立派に育てた人。
教養があり読書家で、テレビはNHKの番組ばかり見ていました。
孫の私たちは、いくつになっても、下手なことを言ったら叱られました。
でも、とてもあったかい、ふところの深い女性だったと思います。
いつ行っても、素朴ながら美味しい料理で迎えてくれて、
他愛ないおしゃべりも大好きでした・・・・・
しかしあの祖母を「かわいい」と評する勇気のある人は、
恐らく・・・・・いなかったでしょうね。


父方の祖母は、遊び人の夫の女房を務めた人。
祖父はとんでもない放蕩者で、しかも暴力夫だったらしいですね。
私が生まれた頃には、よその女性と出て行ってしまってました。
ま、それまでもあまり家に寄りつかず、
祖母は、10数人の子供を独りで育てたに等しかったようです。
そんな祖父は、あろうことか、
数年ぶりに帰宅したその日に、家族の目の前で自殺。
幼かった私には悲しみはなかったけど、光景は憶えています。
そんな波乱の結婚生活を生きた祖母は、
当たり前だけどものすごーーく強く、
嫁(私の母)は、かなり苦労していました。
一緒に暮らした私たち内孫は、かわいがってくれましたが、
やっぱり厳しい面は多かったです。
あまり悪さをすると、「ヤイト」という、小さなお灸をすえられたこともあるのよ。
熱くて痛くて泣き叫びましたね。
でも、かわいいといったらなんですが、
祖母は明治生まれで外来語がどうも苦手だったり、
スポーツ放送のリプレイを見ては、
「今やったばかりなのに、またやらせて可哀そうじゃ。」と同情してたりしました。
ちょうど20年同居していたから、思い出は多いけど、
かわいいというよりは純真で、かつシャンとした人だったな。


私は、よく女性ファッション誌の見出しにあるような、
「愛され○○」
「褒められ▲▲」
という言葉が、嫌いです。
そういうことを狙って服を選んだり、髪型を決めたりすることが、
自尊心がないことに思えるからです。
愛されなくても褒められなくても、
自分はこれが好き、これが似合うと思う、
こういう姿でいたい。
という気持ちに基づいて、何でも決めればいいのにと思う。
私の祖母2人は、全く違う人生を生きた女性たちですが、
奇しくも、
「自分をしっかり持った、筋の通った人」という点で共通していました。
子孫として、尊敬できるのです。
そして、自分もそうなりたいと思える大先輩です。


頑固者の年寄りになるかもしれませんが・・・・・・
うーん、
パッと見、怖そうだけど、
しゃべってみると面白いおばーちゃん。
悪いことはビシッと叱ってくれるけど、愛情深いおばあちゃん。
でもやっぱり一目置かれる、家族の長老。
そんなバーサンに、私はなりたい。(笑)


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Category: 未分類

コメント

No title

サエラさんの父方のお祖母様、壮絶な経験をなさったのですね。
わたしなどには想像もつかないです。
色々な人が、色々な荷物背負って歩いている、
それは現代でも同じでしょうけど、
わたしはほんとにおミソだからなぁ…
あまり背負っているものがなく、だから成長もせず、
どういうお婆ちゃんになりたいとも、考えたことなかったです。
なるようになるんだろうな…ちょっとがっかり^^;

「愛され○○」「褒められ▲▲」よく見かけますね。
たぶん深い意味なんてなくて、
「ウケがいい」くらいのことなんでしょうけど、ヘンな日本語ね。
「愛され写真」というキャッチも見たことあって、
さすがに「やめれ…」と笑ってしまいました。

再開記事にコメントありがとうね~^^

2017/03/14 (Tue) 22:31 | yuki #vh/yKwqE | URL | 編集
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2017/03/14 (Tue) 22:36 | # | | 編集
yukiさんへ

yukiさん、こんにちは!
コメントありがとうございます。
お返事が遅くなりごめんなさい。

私も、特別背負ってるものはないんです。
それこそ祖母と違って、
ごくごくごく、平凡平穏にきてるから・・・。
老健なんて場所で働いてるので、
お年寄りを見ることが多く、こんなことを考えたのかもしれないな。

私のイメージではyukiさんは、いつまでも猫と写真とともに!
って、ブログしか存じ上げないので、本当に勝手なイメージです。
再開、心から嬉しく思いました!
またよろしくね~\(^o^)/



2017/03/17 (Fri) 10:20 | サ・エ・ラ #DDJALrL2 | URL | 編集

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